ツバメ

朝起きて 玄関の前で外を見ていたら 燕が2羽 ホバリングしながら
電線にとまった。
スズメは 飛んできて 迷いもなくすぐ電線に止まるのに 燕はホバリングをして
とまる。 燕とスズメの止まり方は違うんだなぁと思った。


今 目の前に止まっている燕は 巣立っているが エサは親に運んでもらっている
らしい。なぜなら しばらくして 飛んできた燕に口移してエサをもらっていた。
親が飛んでくると 騒ぎ出して羽をバタバタして騒ぐ。 親はそれをめがけ
一瞬でエサを渡す とすぐどこかへ素早く飛んで消える。


2羽の子燕に ほぼ交互にエサを渡してはいるが一方づくこともある。
小燕は人間のようにえこひいきをされても 喧嘩をするわけでもなく
文句も言わず 静かなものだ。


そのうち 電線には エサを待つ燕の子供が増えた。別のかぞくだろうか? 
それとも 寝坊した家族だろうか。ポチ・ポチ・ポチと子燕が 
横に列をして並ぶようになった。 
しばらくしてスーッと親鳥が来ると その ポチポチ並んだ子燕が 
我も・我もと一斉に羽をばたつかせて知らせる。


何処でどうわかるか 親鳥は迷いもせずにわが子の所にエサを運ぶ。
そして 素早く エサを探しに飛び去る。


親の気配にあれ程 騒ぎ出した小燕も 親が飛び去ると 何事もなかったように
静かになる。何度も何度も往復する親。小さな虫の食事の順番をジッと待つ子燕。
一日続くのだろう。いやいや大変なことだなぁー とつくづく思う。


今朝は自然を生きる者の姿を しみじみ見ました。

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